2021年9月 4日 土曜日

瓦屋根からの改修(補助金が出る場合もあり)

こんにちはsun
今回は屋根工事について書きたいと思います。
皆様もまだ覚えているかと思いますが、2018年に起こった大阪北部地震の際には、そこら中で屋根にブルーシートが張られる事態となりました。
弊社の社員も施工中の現場を急遽休み、ブルーシートと砂袋を軽トラックに積んで市内中の家や工場を駆け回りました。
慣れない屋根の上での作業でしたが、なんとかして雨漏りを止めてくれというお客様の願いに応えるべく出来る範囲で頑張った思い出があります。

さて、そのブルーシートが張られた屋根というのは、ほとんどが瓦葺きの屋根でした。
原因は屋根の重さです。
昔の家は土の上に瓦を葺いているため、屋根が非常に重たいです。
屋根が重いと、地震で横揺れが起きた際、屋根が崩れやすいです。
ただ、今の瓦葺きは野地板という木の板に桟を取り付けて釘で留め付けるため、土で葺くよりは軽いです。
屋根材も色々ありますが、瓦は長持ちで、断熱性・防音性・景観に優れるが、値段が割高で重い。
まあ、どの材料も一長一短がありますよね。

地震の際には、瓦からカラーベストにするお客様が多くを占めました。
カラーベストは今、新築物件でも改修物件でも一番人気の材料です。
今回は瓦屋根からカラーベスト屋根への改修工事を紹介致します。


こちらが施工前の瓦屋根です。





地震の影響で棟が崩れ、地瓦もうねうねと波打ち、雨漏りしています。
こうなると、瓦の調整などではどうすることも出来ず、全面改修になります。



瓦を全て撤去し、土も撤去して既存の野地板に桟を打ちます。
桟と桟の間に断熱材を敷き込みます。
ただ、新築の場合、屋根には断熱材を敷き込まず、天井裏に断熱材を敷き込むこともあります。
今回は現状天井裏に断熱材が入れられて無かったため、屋根でしっかりと断熱材を入れることをおすすめしました。



断熱材の上に合板を貼り、その上にルーフィングシートという防水材を敷きます。
ここでは、ルーフィングシートがしっかりと重なり合うように敷いていきます。




最後にカラーベストを取り付けて完了です。
もし土葺きの瓦屋根の方がいましたら、屋根工事考えてみてはいかがでしょうか?
茨木市の耐震工事での補助金が出る場合もありますので、ご検討してみて下さい。

それでは今回はこれで失礼致します。

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株式会社 秋田工務店
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投稿者 株式会社秋田工務店

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